1956-02-21 第24回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
○細田政府委員 この計画で見ております人口増、それから一人当りの消費量は、昭和二十九年度の水準にほぼ横ばいする。若干米麦量の取り方は減りまして、畜産物とか、水産物とか、そういう蛋白質的な食料をよりよけいにとり、全体のカロリー量なり、あるいは蛋白質の摂取量等は現在よりも向上する、そういう想定をいたしておりますが、大体米麦の摂取量はほとんど横ばいというふうに見ているわけです。そういたしますと、足らない部分
○細田政府委員 この計画で見ております人口増、それから一人当りの消費量は、昭和二十九年度の水準にほぼ横ばいする。若干米麦量の取り方は減りまして、畜産物とか、水産物とか、そういう蛋白質的な食料をよりよけいにとり、全体のカロリー量なり、あるいは蛋白質の摂取量等は現在よりも向上する、そういう想定をいたしておりますが、大体米麦の摂取量はほとんど横ばいというふうに見ているわけです。そういたしますと、足らない部分
○細田政府委員 この千三百万石のうち、ほうっておきますと、農地の壊廃でありますとか、あるいは災害でありますとか、あるいは土地施設の老朽化というようなことで減産をいたしますものを、大体年間八十万石と見たのでありまして、そうして千三百万石というのは六カ年間の数字でございますから、それで六カ年見ますと、四百八十万石というものが、そのいわゆる減産分に相当するものでありまして、あと純増としてほんとうに増産しなければなりませんのは
○細田政府委員 この増産計画をきめまずには、御承知のように、われわれとしましては、農林省当局とも密接に連絡をとりまして推算をいたしたのでありまして、その結果、千六百九十五億円をもっていたしますれば、千三百万石の増産は一応可能であるというふうな結果に相なったのであります。そのある程度の内訳を申し上げてみますと、農地の拡張改良事業によりますものが約八百万石、耕種改善事業によりますものが約五百万石、こういうふうな
○政府委員(細田茂三郎君) これは実は農地でいわゆる正式な手続をとりまして、農地法の許可をとった数字でありまして、そのほかにやみ地といいますか、事実上つぶれておるけれども、手続がおくれておるというものが相当あるということになりまして、最近では二万五千町歩をもっと上回っておるのじゃないかと思います。実際のものは。
○政府委員(細田茂三郎君) 農林統計によりますると、農地法で農地の壊廃の許可をいたしました実面積は、二十八年度が五千百八十町歩、それから二十九年度が五千六百四町歩でございます。
○説明員(細田茂三郎君) 林野当局と我々のほうの考え方というものに相当の開きがあるということは、これは当然だろうと思うのでありますが、当然と申しますと、おかしいのですけれども、立場上そうなると思いますが、従いまして傾向として今後治山治水計画というものが表面に打出されて参りますと、具体的に或いはそういう問題が出て来る度合が多くなると思いますけれども、現状のところでは、例えば国有林を私どもが所管替を受けまして
○説明員(細田茂三郎君) 御通知のように開拓につきましては、いろいろ御批判があるのでございますが、二十九年度の予算を組みます場合に、大分財政当局からは開拓に対する批判が非常に強くありまして、そうしてこんな金のかかる事業というものは、漸次こういう際には縮小すべきだというような考え方が非常に強かつたわけです。私どもも虚心に考えまして、曾つて終戦直後のいわゆる緊急開拓と称せられまして、やみくもに当時の一種
○参考人(細田茂三郎君) たしかそういう手持ちがあつたと思いますが、これは全部米に差向けてしまうのでありますれば、勿論それは補給用に役立つわけでありますけれども、先ほども申上げましたように、麦もどんどん入れておりますし、そつちにも必要でありますし、全部をこれに振向けるということはできないわけであります。
○参考人(細田茂三郎君) 私その当時、三社がどのくらい持つておつて、どれくらいあつたかという記憶がありませんが、ただ、こういうことを記憶いたしております。たしか三社で、月産五十万くらいしか、この麻袋としては能力がなかつたのじやないかというふうに思いますが、当時インドとパキスタンが分裂いたしましたために、御承知のように、ジユートそのものはパキスタン領にあるのに、製麻工場はインド側にあるということで、そういう
○参考人(細田茂三郎君) 私、実はその当時、外米の輸入のほうを主としてやつておりましたので、そのときの模様を申上げてみたいと思いますが、実は私どもあとから振返つてみまして、そういうことを非常に痛感したのでありますけれども、当時御承知のように、現在と違いまして、米はセラーズ・マーケットでございました。つまり各国の米に対します需要は非常に多くて、供給がこれに伴わない。殊にタイにおきましては、一番大きな輸出国
○説明員(細田茂三郎君) 実はこの表をちよつと御覧頂くと、非常に何といいますか、収納成績が悪いように御覧になるかも知れませんが、実はそうではないのでございまして、御承知のようにこれは長期資金と中期資金に分れておりますのですが、五年据置で十五カ年償還のものと、二年据置で三カ年償還のものとあるわけでございまして、そういうことでこの償還計画のほうは貸付金がそのまま次の年に返るという恰好になりません。 従
○説明員(細田茂三郎君) 御承知のようにこれは新規入植をいたしまするその年の戸数の如何によつて増減をいたしますので、その金額の絶対値の高だけで以てどうこうという比較ができないのでございますが、違います点を項目的に申上げますと、二十八年度は御承知のように新規入植八千戸ということで開拓をやりましたわけであります。二十九年度はこれが助成の対象になりますものが六千戸で、助成をしないものが一千戸、計七千戸という
○説明員(細田茂三郎君) お手許に参考資料が差上げてありまするので、これを御覧頂きますと、今お話の数字的な点はおわかりになると思うのですが、配付しました資料の二枚をめくつて頂きまして、三枚、四枚目にあるのでございますが、大体御承知のように現在開拓としまして入植しました戸数が約五十万戸あるわけでございます。それの開墾しました実績は、その二のところにありますように約五十万町歩というものが開墾をせられておりまして
○細田説明員 ちよつと申し上げても長くなりますので、それで差上げたいと思います。 それから中期資金の今後の必要見込みがどのくらいになつておるかというお尋ねでございますが、御承知のように中期資金は、大家畜、主として牛であります。牛に必要とする資金を考えておるわけでございまして、本年度までは御承知のように大体役畜としまして、乳牛を除外して考えて来たわけでございます。今後いまだ役畜が導入されておりません
○細田説明員 第一点の償還計画がどういうふうになつておるかというのは、きわめてこれは詳細なこまかい数字の表になつておりますが、資料として提出いたしましようか。
○説明員(細田茂三郎君) ちよつと経過を御報告申上げます前に、この委員会で附帯決議をなさいまして、まあ二銭二厘以下にしろというお話でございましたので、実は私どものほうから農林中金に対しまして、少くとも二銭二厘にしてほしいということで長い間折衝をしておりましたのでありますが、農林中金の言い分は、二銭一厘にいたしますと必要経費さえも賄えない、つまり非常な赤字になるということでございまして、なかなか二銭二厘
○説明員(細田茂三郎君) この前も御説明申上げましたように、大体一口千円としますと、その大体十二倍までは中金が最高貸出すという約束になつておりますので、大体一万二千円くらいが一口の加入であれば限度であろうということを申上げたわけであります。これが法律制度ではつきりして参りますれば、私どもこの限度を更に増すという方向としましては、例えば国の出資を少し増すとか、現在御承知のように一億しか出しておらんわけでありますが
○説明員(細田茂三郎君) まあ開拓者の融資でございますから、安いに越したことはないのでございますけれども、私どもとしましては、一般農家につきましては農業手形制度による保証があるわけでございますから、少くとも農業手形の利率を超えない範囲におきまして、できるだけ低額に今後きめて参りたいというふうに考えております。
○説明員(細田茂三郎君) この法律を通して頂きました後におきまして、末端(幾らの金利の金を流すかという問題は、今後私どもが中金と折衝をいたしまして、できるだけ軽減してきめたい、こう思つております。従いまして、それが具体的に何銭何厘になるかというところまでまだ今日至つておりませんので、そうなりました際に、それじや末端に幾らで流して経費はどうやるかということは、ちよつと御説明しかねると思います。ただ現在
○説明員(細田茂三郎君) この三頁の借入累計高というところの一番日最後の計に十五億二千三百三十七万一千九百円と出ておりますが、これはいわゆる二十五年に創設をいたしまして以来に借入をした総額なのでございます。
○説明員(細田茂三郎君) これは御承知の六カ月償還でございますので非常に短期な資金なのです。それからその償還の実績は、こういう表を差上げてあると思いますけれども、これの三頁を御覧頂きますと、二十八年五月末現在で借入の府県別の累計と、それから借入残高と申しますのは、まだ償還になつていないというのが出ておるのですが、比較的この資金につきましては非常に償還成績は優秀なのでありまして、その償還ということをめぐつて
○説明員(細田茂三郎君) それではこの法案のあらましの骨組みにつきまして御説明を申上げたいと存じます。御承知のように、開拓者が必要としております資金の融通につきましては、開拓者資金融通法というものが現在ございまして、主として設備等に要しまする資金を融通をいたしておりまするほかに、肥料購入資金のような営農資金につきましては、現在昭和二十五年から開拓信用基金制度というものを次官通達によりまして実施をいたしております
○細田説明員 クーポンの点は、実は私どもも感づいております。非常に痛い点であります。御指摘のように、現在配給統制の実施下においてクーポン制度というものをとつておるわけでありますが、麦につきましては、このクーポンというものが、現実の問題としてはなはだ所期の目的通りに実施されておらぬといううらみが非常にあるのであります。そういうものをなぜ裏づけにしたのかという御質問のようでありますが、実は麦の配給統制それ
○細田説明員 具体的に一つ一つ言えと言われ事といろいろあろうかと思うのでありますが、まず消費者から言いますれば、今も申しましたように、こういうことを実施することによりまして製品等がだんだんとよくなつて行く、よくなるということは御承知のように粉食普及のためにも好影響があるということが考えられるわけであります。 それから財政の面等におきましても、いつまでも委託をしておるということでなしに行くことが、やはり
○細田説明員 この買取制に移行します問題は、御承知のように最近起りました問題ではありません。昨年度ごろから実施をしたいという気持で、それがいろいろな金融事業等によりまして延び延びになつている問題であります。幾たびか切りかえようとしては延び延びになつて現在に及んでおります。そのねらいとしますところは広い意味の合理化でありまして、従来のように、戦時中からずつと続けて参りました委託搗精の方式でありますと、
○説明員(細田茂三郎君) 我々もいろいろ、それはこういうことをやることによつてどういうことになるかということを考えておりましたので、影響があるであろうことはこれは承知しておりました。併しながらそれじや価格が現実のように必ずこうなつて、而も数量もこんなに売れないとかいう、そこまでの見通しが我々にあつたわけではありません。ありませんが、併し漸次砂糖価格というものはとにかく下降して行くであろうということは
○説明員(細田茂三郎君) 既定計画というようなことを私申上げて、少し誤解を招いておるようでありますが、実はその既定計画というものが、非常に砂糖の実需者の団体とか、砂糖の卸の連中からは非難攻撃を受けておるのでありまして、ということは高過ぎるということなんです、その高過ぎるということが由つて参りましたゆえんは、御承知と思いますけれども、十月以降業務用の砂糖を入札に付します際に、特別の消費税をかけて政府が
○説明員(細田茂三郎君) 食糧庁としましては、別に砂糖を安くするためにいろいろな操作をしたいという考えは毛頭持つておりません。ただ砂糖につきましては漸次輸入が順調になつて参りまして、数量的に申しますと大体、日本国内の甘味の有効需要というものとほぼ一致する程度に来ておるわけでありまして、そういうことで適当な時期には、現在やつております家庭用の配給をも外しまして、自由にするのがいいのではないかというふうに
○細田説明員 お話のように三月分のものが多少遅れるということはあり得ると思いますが、そういうものは遅れましても一応届けるものは届けるというようなことでやつて行くよりいたし方がないだろうと思います。 それから非常に混乱するのではないかとおつしやるのでありますが、量的には先ほど御説明しましたように、政府は相当手持ちをすることに相なりますし、価格的にも御承知のように十月の当初入札をいたしましたときには、
○細田説明員 先ほども申しましたように、今甘味といたしましては御承知のように砂糖のほかに人工甘味もあるわけでありまして、砂糖以外の人工甘味として年間二十万トンくらいのものがあるというようにいわれておりますが、そうしますと砂糖が六十万トンで人工甘味二十万トン、大体砂糖換算で申しますと八十万トンくらいの供給があると思います。戦前においては大体八十万トン、多いときは百万トンというレコードもありましたけれども
○細田説明員 それでは二十六年度の砂糖の需給計画を簡単に御説明いたします。二十六年度と申しますのは本会計年度でありまして今年の四月から来年の三月まで、これを一応申し上げます。 需給の方を申し上げますと、御承知のように、現在は家庭配給につきましては一人当り三百グラムという定量配給制度をとつておりますが、その他のいわゆる業務用と申します方の一般の需要に参ります砂糖は、十月以降入札制度でやつておりまして
○細田説明員 今までの実績を申し上げてみますと、この小麦協定に加盟いたしましてから、すでにアメリカで九万四千トン、カナダで九万一千トン買付を了しております。その価格を申し上げますと、トン当りCIFにいたしまして、アメリカのものが平均しますと大体八十一ドル、それからカナダが八十二ドル五十セントぐらいにおちついております。この協定外で私どもすでに相当買つておりますが、これはアメリカの小麦がCIFにいたしまして
○細田説明員 この期間は、御承知のように本年の八月一日から来年の七月末までに五十万トンという約束になつておるわけでありますが、本年度中にこれを増加する機会があるかどうかということにつきましては、従来あつせん役をされましたアメリカの農務省あたりの見解では、本年度内はむずかしかろうという大体の見解のようであります。その次の年度につきましては、私どもとしてはできれば、さらにこれをふやしてもらいたいという強
○細田説明員 小麦協定の加入につきましては、本年度は幸いにして認められたわけでございます。昨年度も実は加入をいたしたいということで、ただいま仰せられましたように、九十万トンという数字を希望いたしたわけでありますが、それが昨年は、主としてイギリス側の反対にあいまして、加入ができなかつたのであります。今年度の加入につきましては、アメリカの農務省が終始非常に好意的にあつせんの労をとられまして、ことにあそこの
○細田説明員 三百六十円で換算をしますれば、大体とんとんということであります。このレートがかわつて来れば、当然かわつて来るわけであります。あるいはそれがすぐ内地の麦作に影響するのじやないかというもし御懸念でありますれば、これは政府が輸入食糧については、かりに統制をある程度緩和いたしましても、輸入物についてはあくまで政府が買つて管理をするという現在の態勢は、そのまま続けて行こうということになつておりますので
○細田説明員 アメリカの政党がかわりましたときにどういうふうになるか、われわれは全然わかりませんが、かりにこういうことがなくなつた場合にどうかということでありますけれども、御承知のように日本の食糧事情としましては、大体平年の需給関係でありますと、三百二十万トン内外のものは、どうしてもここ数年ぐらいのことを考えてみましても、やはり輸入は不可欠だと思います。そういたしますと、御承知のように、戰前のように
○細田説明員 ただいまの小麦協定の最高価格でありまする一ドル八十セントというものでありますと、大体内地の到着価格に直しますれば、トン当り八十二ドル見当ということでありますが、これは現在の生産者価格から計算をしてみますと、大体とんとんになる価格であります。一方小麦協定に参加をしたい国が非常にたくさんありますのと、過去の実例を見ましても、小麦協定で取引される量というものは、年々ふえて来ておりまして、しかもこれにつきましては
○説明員(細田茂三郎君) 平年度でありますと、御承知のように年間三百二十万トン海外から米麦を合せまして輸入をいたしまするのでございますが、三百二十万トンという平年輸入量というものを前提にして考えて見ますと、そのうち大体小麦に依存しなければならんのが百七十万トン程度に相成つております。今年はその百七十万トンのうち五十万トンというのが、小表協定に依存いたしますので、あとの百二十万トン程度がそれ以外の普通
○説明員(細田茂三郎君) ちよつと伺いたいのですが、それは麦小協定だけでございますか。それとも全体のことでございますか。
○説明員(細田茂三郎君) 大体この協定によりまして買います五十万トンはカナダで大体十万トン程度を買いまして、あとの四十万トン程度は全部アメリカから買うことになるだろうというふうに思われております。
○説明員(細田茂三郎君) それでは簡単に申上げます。この六月末で終りました一九五一アメリカ会計年度の輸入の実績は米、小麦、大麦を通じまして二百九十五万八千トン入つております。これは玄米に換算いたしますと二百六十万二千トンということになつております。この七月一日から始まります一九五二会計年度の需給につきましては、現在の試算によりますると、今申上げました輸入がありまして、今年の七月一日の政府の食糧の手持
○細田説明員 価格を高いと思つておるか、安いと思つておるかというお話は、むずかしいと思うのでありまして、率直に申しまして、われわれはこれ以上下つたら、おそらく製油家も相当倒れるであろうし、インポーターも倒れるであろうし、それがまわりまわつて価格にも影響する。これは油脂だけに限らず、いろいろなところに関係がある問題だと思いますが、油脂だけを取上げましても、そういつた性質の問題だと考えます。なるほど消費者
○細田説明員 お答えいたします。私どもはまだ一つも具体的に許可をしたものがございませんので、綿実油が大体どのくらいで出るかということは、はつきり申し上げかねますが、最近いろいろ輸出を引合つております筋の大体のうわさを伺いますと、現在の内地の市価よりは二、三割高い値段で輸出の引合いができるのではないかというふうに思われております。 それから先ほどちよつとお答えを漏らしたのですが、菜種の問題等重要なものを
○細田説明員 お答えいたします。今スタンプ手形なんかをなぜ考えないのかというようなお話がございましたが、実は私どもがこの問題を事務的に折衝いたしましたのは三月ぐらい前でありまして、日銀の事務当局が完全に賛成してくれまして、そういう油脂事情であるならば、融資をつけてある程度持つておることは当然だというので、少くとも担当の理事の方くらいのところまでは全部話はつきました。私どもの方では、今にもやつてくれるかと
○細田説明員 前段の五千トンにつきましては、初めからえさ用に出したいということで、ただ方式としましては、これは会計法上の原則上、しかも相手がたくさんでありますので、一々選定をやるということができません。しかしそうかといつて、普通の入札をやりますとだれが買うかわからぬ。そこでえさの実需者と資格を限定しまして、そして入札をしてもらう。そうすれば非常に不当に価格が上ることもなかろうし、実需者にだけ行くことになろう
○細田説明員 私はどうも、あまり一身上の弁明になるので見苦しいと思つて申し上げなかつたのですが、まだちよつと御理解願えないと思うのです。今大蔵省のどうとかというお話は、これは私の言い方が悪かつたのか、お聞取りになつた方が間違つてお聞取りになつたかしりませんが、こういうことなのです。実は油糧公団が、この三月中に八十億の剰余金を預金部に納入しろということを、預金部の方から非常に強く要請をされておるわけです
○細田説明員 大分誤解がおありのようで、ちよつと申し上げておきたいのですが、私は決してえさに冷淡だと思つておりません。私は、この問題につきましても、実は部内でもつて相当反対があつたのですけれども——予定価格は、これは小笠原先生もよく御承知だと思いますけれども、醸造業者なんかにやるのとは、てんで桁のはずれた、台の違つた安い値段できめたつもりだつたのです。ただ、たまたまやりましたところが、それでもまだ落札
○説明員(細田茂三郎君) 特に南というわけではないのでありますが、今までの例えば貿易方式といたしまして、現金で買うことができないでバーターに頼らなければならん。例えば日本がカナダから小麦を引きます際にダラー・ストレートでうんと買えば非常に値も安く、且つ確実に買得るという場合におきましても、少くとも今まではそういうダラー・ストレートで買うということが許されませんで、必ずそれはバーダーの方式による。日本
○説明員(細田茂三郎君) 韓国向けの食糧が日本から積出されておるというのはこれは事実でございます。併しながら内地産の米麦が積出されたという事実はこれは一つもございません。日本から積出しておりまするものは、全部輸入をされました米なり或いは麦なり、或いはそれを加工いたしました小麦粉なりというものが出ておりまして、その数量も伝えられるようなごとき大きなものではないのでございまして、この年内までにすでに積み
○説明員(細田茂三郎君) 私食糧庁の業務第二部長でございますが、今日はちよつと長官が他の委員会に出ておりまして、代つて参つたのでありますが、只今御質問のありました点に対しまして、簡單にお答えを申上げたいと思います。御承知のように非常に食糧の事情が緩和をして参りまして、これを数字的に申上げて見ますると、つい最近に終了をいたしました昭和二十五米穀年度におきまする食糧事情は、非常に緩和をしたということは、
○説明員(細田茂三郎君) 衆議院で修正しました農林省設置法の修正案を簡單にお話申上げます。内容は極めて簡單でございますが、第三條につきまして、農地局の所掌事務の中で「土地改良事業を行うこと」という條章がありますが、土地改良事業という言葉が非常にいろいろな解釈がございますので、これを詳しく規定をしたいというのがこの修正の趣旨でございます。そこで括弧いたしまして「土地改良事業(かんがい排水、開墾、干拓、